【代表 田中未知子より、フェスティバルSETOラ・ピストのお勧め!】

「L'instinct du déséquilibre アンバランスなバランス」 IÉTO(イエト)

2016.12.15(木) 19:30〜・16(金) 19:30〜
サンポートホール高松 第1小ホール

「現代サーカスらしい」作品を観たいんだけど、と言われたら、きっとこう言うでしょう。
「IETO(イエト)は、どうかな?」
現代サーカスのキーワードをいくつか挙げるなら
・いわゆるサーカスのイメージより、ダンスや現代演劇みたいな雰囲気。
・だけどすご身体能力で、サーカスの厳しい訓練を受けた肉体をもつ人たち
・いかにもサーカス、という道具を一切使わない。えっ、こんなもので、こんなことを?!という、意外性こそが、彼らのセンスと腕の見せどころであり、真骨頂。
つまり、アイディアが勝負!なのです。
非常に長い木の細い板を垂直に立てて、その上に女の子が載って、それをデッキブラシで押しながら女の子ごと水平移動するとか、よーく考えれば絶対にありえないでしょう!ということが、イエトでは目白押しなのです。
ありえない、嘘でしょう、という場面を次々に目撃している観客をよそに、
彼らは黙々と作業を続ける清掃員のように、クール。

空中ブランコも綱渡りもないけれど、
最高にアクロバティックでスリリング。
アーティストのキャリアもさまざまで、サーカスアクロバット、ダンサー、役者、ミュージシャンその他もろもろ。
メンバーのほとんどは、フランスを代表する超エリートサーカス学校「CNAC」と「ル・リド」の出身。
学校卒業後、それぞれに、有名カンパニーを経て、イエトを立ち上げます。
まだ世に出て間もない新作「アンバランスなバランス」は会場で観るのを楽しみにしていただき、まずは1作品前の映像をご覧あれ!

イエトの職人技に、唸ってしまうこと、請け合いです!
ぜひ、会場に観に来てくださいー!

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
  
 
 
 
  
セバスチャン・ブラン

フランス国立サーカス学校CNACでのトレーニングの後、同学年の有志たちと「シルク・デサコルテ」を創設。その後10年に渡ってアクロバットと空中ブランコの才能を磨く一方で、様々なアーティストたちとの交流によってステージングの観点を創作に持ち込んだ。その後、カンパニーオールピストの2つの作品を通じてサーカスアーティストとしてのキャリアを積み、シャバッツダントラーカンパニーと出会う。作品「モビル」ではそれまでに在籍したアーティストたちに代わって出演。以降の作品の創作に関わる。

フニコ・フェルドマン

大学で体育とスポーツ科学のマスタークラスで学ぶ傍ら、ル・リドでアマチュアコースのアクロバットを習得。その後、リドで5年ほど教鞭をとり、アクロバットのクラスを担当する。ラ・グレネリーとプロノマドでもそれぞれコースを受け持った。2003年にカンパニーランヴァーセズにてプロとしてのキャリアをスタート。彼の他に2人のアーティストと協働で作品を創作した。2006年にはカンパニー ラ・バラックによる「忘れられた夢」(エリザ・マルタン-プラダル演出)の創作に協力した。

  イタマー・グリュックスマン

イスラエル生まれのアクロバティック・ダンサー。エルサレム中心部にあるユダヤ・アラブサーカス学校「エルサレム・サーカス」で8年間学び、その後は教える側に回った。2007年にベルリンに渡り、移民の子どもたちにサーカスを教えるボランティアプロジェクトに参加。2010年からフランスに拠点を移し、トゥールーズのル・リドでプロを目指す後進の指導に当たる。ピエール・リガルとジル・バロンのカンパニー111で創作活動を行っている。

アリス・マルシ

曲芸師、舞台女優、ミュージシャン、といった多様なジャンルを極めたアーティスト。サーカスアートや音楽、舞台芸術のプロ養成学校で6年のトレーニングを積み、2011年にパフォーミングアーツの大学学位を取得。コンポジション、身体と音楽の研究活動を経て、カンパニー「キ・マレテラ」を設立した。現在は「カルナージョ・プロダクション」での活動とイエトでの創作を中心に活動している。