扉をあけると そこは不思議に妖しく 魅惑的な世界でした

演劇、ダンス、ハプニング…?動き出すオブジェ、奇妙な動きをする身体、ただものではない空間に紛れ込んでしまったのは、観客であるあなたとアーティスト自身。
演出家カミーユ・ボワテルの生み出す世界は、どんなジャンルにもおさまらない。若手でありながら、フランスで「鬼才」と評されて久しいボワテル率いるカンパニー・リメディアと、日本のミュージシャン、役者、サーカスアーティストたちが香川で出会い、生み出す奇妙な「キャバレー」!

瀬戸内サーカスファクトリーが贈る、国際創作プロジェクト第一弾。

大勢のみなさんのご来場ありがとうございました。

日 時
5月23日(金)19時30分開演
5月24日(土)19時30日開演
5月25日(日)17時開演
会 場
高松国分寺ホール(香川県高松市国分寺町新名430)
入場料
前売り 一般3,500円 小学生以上中学生以下1,500円
当 日 一般4,000円 小学生以上中学生以下2,000円
※未就学児童入場不可

滞在創作は香川県さぬき市内、公演は高松市の「高松国分寺ホール」実施しました。

photo by Shinsuke Inoue


インタビューは、マネージャーのジュリアン。撮影は、フランスの高速道路を走る車の中で行われました。

【演 出】カミーユ・ボワテル
【出 演】カンパニー・リメディア:
     カミーユ・ボワテル、パスカル・ルコー、マリー・アンヌ・ルフェーブル、ミカエル・フィリ、トマ・ドゥ・ブロワッシア
     役者・サーカス:金井圭介
     役     者:太田緑ロランス
     ダ ン サ ー:カタタチサト・大歳芽里
     ミュージシャン:大熊ワタル(クラリネット)、こぐれみわぞう(チンドン)、坂本弘道(チェロ)

【舞台美術】カンパニー・リメディア、カミイケタクヤ 
【衣 装】Chihiro Tafuku、R

【主 催】一般社団法人 瀬戸内サーカスファクトリー
【共 催】高松国分寺ホール指定管理者(日本管財・JTBコミュニケーションズ共同事業体)
【後 援】高松市、さぬき市
【協 力】東京芸術劇場(公益財団法人東京都歴史文化財団)
【アジアツアー助成】アンスティチュ・フランセ パリ本部
【日本公演助成】在日フランス大使館 / アンスティチュ・フランセ日本
 (公財)アサヒグループ芸術文化財団、(公財)中條文化振興財団、芸術文化振興基金



 この事業は「瀬戸・高松広域定住自立圏推進事業」「日仏文化協力90周年記念事業」「第4回日仏自治体交流会議関連事業」に位置付けられています。

出演者のご紹介

カミーユ・ボワテル

演出

8歳のとき、住んでいたトゥールーズ郊外にサーカス団がやってきた。「現実とは違う世界に連れていってくれる気がして」とりつかれたように学校や通りでアクロバットの真似を始めるようになる。ある時、サーカス学校の試験を受けると決意して、母と妹といっしょに、小さなバンに乗ってパリに向かう-。紆余曲折ののち、フランスサーカス学校の名門、アカデミー・フラテリーニに入学。やがて、チャーリー・チャップリンの孫で舞台芸術のスター、ジェームズ・ティエレのもとでプロとして活動を始め、現代サーカスとフィジカルシアターの世界で頭角を現す。
2002年、カミーユはカンパニー・リメディアを立ち上げ、同年、ヨーロッパのすぐれたアーティストを奨励する「サーカスの若き才能」コンクールで優勝。その後も、多分野をまたぐ作品を世の中に発表しつづけ、とりわけ2010年、フランス有数のフェスティバルMIMOSで舞台作品「リメディア」が最優秀賞を獲得。フランスの文化省、外務省、劇場の関係者のほか、アーティスト間においても、どのジャンルにもおさまらない若手の鬼才演出家として、ボワテルの名前を挙げる人は枚挙にいとまがない。

カンパニー・リメディア
カミーユ・ボワテル、パスカル・ルコー、マリー・アンヌ・ルフェーヴル、ミカエル・フィリ、トマ・ドゥ・ブロワッシア

金井圭介

役者・サーカス

タップダンス、ヒップホップを経て、89年に劇団「汎マイム工房」入団、のち講師をつとめる。1997年から「シルク空(現・くるくるシルク)」結成。
97年文化庁国内研修生として能を清水寛治(観世流/銕仙会) 、ダンスを勅使河原三郎(カラス)、舞踏を蝉丸(山海塾)に師事、98年、ソロ作品「能とマイム」発表。99年、文化庁在外派遣研修生としてフランス国立サーカス学校CNACに入学。フィリップ・ドゥクフレ演出による卒業公演「CYRK13」は150公演を超えた。その後プロとしてフランス人空中ブランコ乗りと結成した「オキハイクダン」では30か国以上150公演以上を数える。
 2010年帰国後、串田和美演出の「空中キャバレー」などサーカス、演劇、ダンスといった多分野横断の創作に参加。また、「空中散歩あしながワークショップ」「ベビーサーカスワークショップ」など、オリジナリティ溢れる独自のワークショップが人気を呼んでいる。

太田緑ロランス

役 者


北海道札幌市出身。フランス人の父と日本人の母の間に生まれる。早稲田大学文学部在学中より、モデル、舞台、映画などジャンルを問わず活動開始。2010年、NODA・MAP番外公演『表に出ろいっ!』で、中村勘三郎と野田秀樹の娘役を演じる。

主な出演舞台は、NODA・MAP『南ヘ』、新国立劇場『城』(演出:松本修)、岩松了3本立公演『センター街』(演出:倉持裕)、東京芸術劇場『ポリグラフ』(作:ロベールルパージュ/演出:吹越満)、Bunkamura『もっと泣いてよフラッパー』(作・演出:串田和美)、TVドラマにNHK『ハゲタカ』など。

カタタチサト

ダンサー
高知県生まれ。舞踏を土方巽直系の和栗由紀夫に師事。言葉を通して身体イメージを喚起する「舞踏譜」や、身体を森羅万象変貌させていく身体感などを体得。2000年〜2006年には、第3世代舞踏グループ ”東雲舞踏” 結成メンバーとして国内公演や海外フェスティバル等で活躍。フリーのダンサーとしても、1998年より舞踏やコンテンポラリーダンス、演劇の舞台へ出演。振付・演出、舞台制作等も行う。また、DANCEBONBONという屋号で他ジャンルとのコラボレーション活動を行い、空間デザイナーやパフォーミングアーティストらと組んだアートイベント「宴」では、劇場ではない空間で、訪れた人が自然におこした行動がアートにつながるライブ空間を創出。現在はダンサー活動の他にも、美術館で作品をモチーフにしたワークショップ「カタタチサトと美術館でおどる(徳島県立近代美術館)」や、学校体育での「創作ダンス法」講師、アートな保育を行う高松市の派遣事業・芸術士としても活動している。

大歳芽里

ダンサー


3歳より京都にてクラシックバレエをはじめる。昭和音楽芸術学院バレエ科を卒業。ストリート・ジャズを都内クラブ、イベント、CM,ショークラブなどで踊る。様々なスタイルのダンサー、劇団、歌手、ヴィジュアルアーティスト、ミュージシャン等と共演を重ね、自身の身体、またあらゆる概念からの自由を模索する。
南アフリカの振付家ヴィンセント・マンソーの作品に参加し南アフリカ、フランス、イギリス、ドイツ、アメリカ、 カナダにて公演。フランスのアンジェ国立現代舞踊センター、振付コースを卒業。自身の映像作品が8カ国で上映される。他の分野におけるダンスの可能性、身近なところにダンスを広げたいと考えている。

大熊ワタル

clarinet, etc


80年代、ロックバンドで活動開始、電子楽器、ボーカルなど担当。その後20代半ばでチンドン屋に入門、街頭でクラリネットを修行開始。94年、クラリネット奏者として自己のグループを始動、シカラムータと命名。実験性や即興性、ストリート感覚を活かした音楽性は国内外で話題を呼んだ。並行して「ソウル・フラワー・モノノケ・サミット」など様々なバンド、セッションで参加作品多数。また映画音楽や演劇とのコラボ、文筆活動など、領域を超えて活動中。

こぐれみわぞう

chin-dong drums


幼少時より、山田流筝曲を始め、11歳で師範名取・木暮弘鳳を襲名。1997年ソウル・フラワー・モノノケ・サミットに参加し、チンドン太鼓を始める。
その後、シカラムータ・ジンタらムータで、ロック、プログレ、パンク、バルカン、ジャズ、シャンソンなど、タイトなビートを刻みながら、高速・変拍子を得意としたダイナミックな演奏スタイルで、見る者/聴く者のからだと心を躍らせる。2012年からは、ブレヒトソングの歌い手としても活動を始め、注目を集めている。

坂本弘道

cello, musicalsaw, electronics
即興主体のセッション及びソロを国内外で展開、ダンス、映像、美術、パフォーミング、多種多彩な交流が特徴的。
「パスカルズ」「ノータリンズ(遠藤ミチロウ、石塚俊明)」などのバンド活動、UA、川上未映子、松田美由紀、友川カズキ、黒田征太郎、早川義夫、山田せつ子など、共演・サポート多数。コクーン歌舞伎「盟三五大切」、江戸糸あやつり人形・結城座「ミス・タナカ」、流山児☆事務所「地球☆空洞説」、「祈りと怪物」(作・演出:ケラリーノ・サンドロヴィッチ)、少年王者舘「ミナレット」、シスカンパニー「グッドバイ」など、近年は舞台の作曲・生演奏、音楽監督を数多く手がける。音楽ドキュメンタリー映画「We Don't Care About Music Anyway」(2011年公開/セドリック・デュピール & ガスパール・クエンツ)出演、「パスカルズ」で「野のなななのか」(2014年公開予定/大林宣彦)出演。アニメーション映画「緑子/MIDORI-KO」(2010年公開/黒坂圭太)音楽監督。調布市せんがわ劇場「JAZZ ART せんがわ」プロデューサー。

会場のご案内

【会場】高松国分寺ホール(39号線側からお入りください)http://kokubunji-hall.jp/access/index.html